オカメインコという名前を聞くと、多くの人が「インコの一種でしょ?」と思いますよね。でも、実は分類上では**“インコではなく、オウムの仲間”**だというのをご存知でしょうか?
この記事では、そんな不思議な存在「オカメインコ」の分類と特徴について、楽しくわかりやすくご紹介します!
🐥 オカメインコってどんな鳥?
オカメインコは、頬に赤い丸い模様(チークパッチ)があることで知られる、人気のペット鳥です。冠羽(かんう)と呼ばれる頭のふさふさした羽が特徴で、表情豊かで感情がわかりやすく、人懐っこい性格が魅力。
日本では長年「インコ」として親しまれていますが…この“インコ”という名前、ちょっと誤解を生みやすいのです。
🧬 実はオウムの仲間!分類をチェック
分類カテゴリ | 内容 |
---|---|
目(もく) | オウム目(Psittaciformes) |
科(か) | オウム科(Cacatuidae) |
属(ぞく) | オカメインコ属(Nymphicus)※単独の属 |
種(しゅ) | オカメインコ(Nymphicus hollandicus) |
オカメインコは、インコ目ではなく、**オウム目・オウム科に属するれっきとした“オウム”なんです!

💡 どうして「インコ」って名前がついてるの?
それにはいくつかの理由があります:
- 小柄でかわいい見た目が、セキセイインコなどと似ている
- 日本の家庭では「インコ」として定着していた
- オウムというと大きくて派手な鳥のイメージが強い
つまり、見た目やサイズ、親しみやすさから「インコ」の名前がついたけれど、実際は**“インコっぽいオウム”**というのが正解です。
🧠 オウムとインコの違いとは?
じゃあオウムとインコ、何が違うの?という疑問にざっくり答えると:
比較項目 | オウム | インコ |
---|---|---|
冠羽(かんう) | あり(特徴的) | なし(ほとんど) |
鳴き声 | 大きく通る声 | 高くて小さめ |
尾羽 | 短め | 長めの種類が多い |
色彩 | 白やグレー系が多い | カラフルな種類が多い |
分布 | 主にオーストラリアや東南アジア | 南米・アフリカ・アジアなど広範囲 |
オカメインコは冠羽がある、やや大きめで感情表現が豊かなところからも、オウムの特徴を多く持っていることがわかります。
🐤 まとめ:オカメインコは「インコ顔のオウム」
名前に“インコ”とついているけど、実は分類上はオウム。だけど性格やサイズ、見た目はインコっぽい…。
つまり、オカメインコは「インコのような見た目をしたオウム」という、ちょっと不思議で面白い鳥なんですね。
✍️ 編集後記:名前詐欺(笑
あなたのオカメインコも、実はちょっとツッコミたくなる「名前詐欺」かも?
でも、そんなギャップも含めて、オカメインコは魅力たっぷりのパートナーですね!
某SNSでDMがきたのですが(インコ飼いではなさそう)、オカネインコ(お金インコ)さんと、カタカナ表記されました笑
マネーインコ、よくもの真似してくれますね。こっちもお金。オカメインコは、金の鳥かもね💰🐤💵
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