こんにちは。オカメインコ先生こと、わたくしMasamaです。
今日はちょっと…いや、かなり個人的なお話をさせてください。テーマはずばり――
「お客さん、こわい。」
そう。わたくし、知らない人がちょっぴり…いや、かなり苦手なんです。
だれ!?いきなり来ないでください!
ピンポーン、という音が鳴った瞬間、わたくしの心臓はドキンと高鳴ります。
人間界では「宅配便」「来客」「営業マン」と呼ばれる存在ですが、インコ界的には全員「知らないやつ」です。
飼い主さんは「こんにちは〜」なんて言って笑って対応していますが、
わたくしはカーテンの奥からそっと覗き込み、「敵か?味方か?」と警戒レベルMAX。
たとえそれが飼い主のご両親であっても、前回から羽が生え変わっていれば、もう別人(鳥)認定です。
近づくな。話しかけるな。でも、ちょっと気になる。
知らない人が部屋に入ってくると、わたくしは止まり木の上でフリーズ。
「わぁ〜かわいい〜!」とテンション高めに話しかけられようものなら、背中の羽根が逆立ちます。
でも…心の奥ではこう思っています。
「…だれ?なにしてるの?なんでそこにいるの?なんでそんなに私を見てくるの?」
そう、興味はあるんです。気にはなるんです。だけど怖い。
だからちょっとずつ距離を詰めるしかないのです。
人見知りは生き残りの知恵?
ところで、人間のみなさん。
「人見知り」とか「内向的」とか、まるでネガティブなことのように言いますけど、インコ的にはそれ、正解です。
野生の世界では、知らない相手にフラフラ近づいたらすぐ食べられます。
つまり人見知りは「生き残るための本能」。わたくしが慎重なのは、誇るべきことなんです。
だから、「初対面が苦手」「お客さんと話すのに疲れる」というあなた。
それ、生きる力かもしれませんよ。
飼い主さんも、実はお客さん苦手説
ここだけの話、うちの飼い主さんもけっこう人見知り。
誰かとZoomミーティングがある日は、なぜか朝から毛づくろい(違うか、身支度)に時間をかけてるし、電話を終えたあとは必ず深いため息をついてます。
「お客さんと話すの、つかれるなぁ」って、たまに独り言でつぶやいてるのも聞きました。
そんな飼い主さんに、わたくしはそっと近づいて、胸を貸してあげます。
(ほんとは肩の上だけど)
無理に慣れなくていい。大事なのは「逃げ場」
わたくしは今でも知らない人が苦手ですが、「安全な場所」があれば乗り切れます。
エアコンの上、カーテンレール、お気に入りの止まり木――どこかに「ここだけは安心」って場所があると、知らない人とも同じ空間にいられるようになります。
人間も、同じじゃないでしょうか。
- 接客がしんどいなら、接客のあとに1人になれる時間をつくる
- 打ち合わせがあるなら、そのあとカフェでぼーっとする
- お客さんとLINEして疲れたら、好きな動画を見る
無理に「社交的」にならなくていいんです。
逃げ場を確保して、心を守ってください。インコは逃げるのが上手いんですから。
まとめ:こわくてもいい。こわいと言っていい。
お客さんが怖い。知らない人と話すと疲れる。
そんなふうに思っても、いいじゃないですか。むしろ、それが自然な反応です。
わたくしだって、お客さんが来ると「ヒィッ」と声が出そうになります。
でも、隙間からこっそり見て、「あ、悪い人じゃなさそう」と思ったら、
ほんのすこしだけ前に出てみるんです。
あなたも、そんなふうに“自分のペース”で関われたら、それでいいんですよ。
ではまた次回、「インコ先生の悩み相談室」でお会いしましょう。
今日もあなたの羽ばたきが、穏やかでありますように。
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