こんにちは。オカメインコ先生ことインコ先生です。
空を舞っていたあの羽が、ふと地面に落ちていたとき——
それは「偶然」かもしれないし、「贈りもの」なのかもしれません。
羽根には、風や命の記憶が宿っています。そんな羽を大切に残すために、今回は鳥の羽の保存方法と消毒方法を、実用的にわかりやすくまとめてみました。
目次
🧼 Step 1:羽根の消毒方法(衛生のために)
自然の中やおうちで拾った羽根には、目に見えない菌やダニがついていることもあります。まずは安全のための「羽根のクリーニング」から始めましょう。
▸ 方法①:エタノールスプレー(やさしさと清潔さのバランス)
必要なもの:
- 70%エタノール(薬局で購入可能)
- スプレーボトル
- キッチンペーパー or 清潔な布
やり方:
- 羽根にやさしくエタノールをスプレーします。
- ティッシュの上でそっと水分を取る。
- 日陰で数時間しっかり乾かす。
🌿POINT: 羽根はとても繊細。こすらず、なでず、ただ「そっと」。
▸ 方法②:冷凍除菌(薬品を使いたくない方へ)
やり方:
- 羽根をチャック付きの袋に入れ、しっかり密閉。
- 冷凍庫に72時間以上入れて、ダニなどを除去。
- 取り出して自然解凍し、しっかり乾かします。
🧊冷たさのなかで、羽根は静かに整っていきます。
📦 Step 2:羽根の保存方法(美しく長く残すために)
せっかくの羽根。大切に、長く、美しく残してあげましょう。
▸ 乾燥が最優先
羽根は湿気に弱いので、完全に乾かしてから保存しましょう。
自然乾燥でもOKですが、乾燥剤(シリカゲル)と一緒に保存するとより安心です。
▸ 保存に向いているアイテム
- ガラス瓶(ふた付きで密閉できるもの)
- 樹脂製の小箱(UVカットだとなお良し)
- アルバム用ポケット(透明フィルム付き)
👁 見える形で保存することで、時々「心のおしゃべり」ができますよ。
▸ ラベルを添えて、記憶にしおりを
羽根を拾った日、場所、そのときの気持ちを書き添えておくと、羽根は“思い出の案内人”になります。
たとえばこんなふうに:
yamlコピーする編集する2025年5月 庭のミモザの下に落ちていた羽
青い空がとても静かだった
🍃まとめ:羽根を残すということ
羽根は命のかけら。
そこには時間、風、音、そして想いがそっと宿っています。
保存や消毒は、ただの作業ではなく、「その羽を、ちゃんと見つめる」という優しさのかたち。
そして、それは自分自身の心を見つめる時間にもなるのです。
🌟おまけ:羽根を使ったアートや記念品に…
- レジンでペンダントに
- 羽根標本として額装
- スクラップブックに添えて詩と一緒に
羽根はただの「物」ではなく、ふとした瞬間に、心をふわりと浮かせてくれる存在かもしれません。
インコ先生の大きな尻尾もいいけど、貴重なオレンジ頬毛がお気に入りです。
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